【お知らせ】紙束個展、終了しました + 数日経って考えたこと

紙束展最終日、無事終了しました。

展示から数日経ったいま、この数カ月の動きを振り返ってます。



▶紙束を作り始めたのが昨年の12月から

この4ヶ月の間は作りながら紙束の可能性を探る日々の連続でした。

「紙束」は特に用途を決めずに形の面白さを感じたまま作り続けたもので、最初はイベント出店時の飾り程度のものでゴムで留めただけのものでした。普段の製本仕事で使うボンドを使用して紙束の底面を固定したのがきっかけで、本格的な紙束製作が始まりました。



▶額縁屋タクラマカン(中川村)さんの言葉

正解が無いなか製作を進めていき、まとまった数が出来た段階で額縁屋のたくらさんに見せたところ、思いの外とても気に入って下さり、店頭にも飾って頂けることになりました。
その後も数回通ううちにたくらさんから「紙束を額縁に入れたらアートになる」と壁掛けの紙束が出来たのを見て、今までと違った視点で見れた瞬間でもありました。



▶展示のきっかけ

初期段階の紙束を他の人にももっと見てもらって反応を得ようとSNSでも発信したところ、cafeたねさんにも興味を持って頂き、以前からお知り合いということもあり僕の直感もあって今回展示をさせて頂くことになりました。
展示という一つの目標があったので、ここまで作り続けることができ、より良い紙束の可能性を見出していけた4ヶ月でした。
「つくる」だけでなく「展示」という形をとったことで、紙束の世界観がはっきり見えてきたようにも感じていて、それを皆さんに見て頂けたことが嬉しいです。



▶cafeたねさんの存在

この難しい状況のなか、毎日様子を見ながら言葉を選び、会場を整えてくださったcafeたねさんには本当にお世話になりました。
今回のような展示は初めての試みでしたが、cafeたねを運営する加藤夫妻と毎日顔を合わせながら時に親身になって相談にのってもらえるお二人で、1日1日を大事に過ごす事が出来たのは本当に貴重な体験でした。
ご飯も美味しく頂き、心を落ち着かせながら展示に向き合えた事に心から感謝します。


▶期間中の出来事① ワイルドツリー平賀さん

期間中には想像以上に嬉しい反応も頂けました。通り町商店街のワイルドツリーの平賀さんには「紙束をお持ちの方にアロマを垂らす」連動企画を急遽組んで下さいました。


▶期間中の出来事② オルージュ・カグヤ中村さん

オルージュ・カグヤの中村さんには店内に沢山紙束を飾って頂くことになりました。これからもう少し準備します。


▶期間中の出来事③ 信濃毎日新聞 春日さん

今回の展示に興味を持って下さり、紙束の活動として展示を取材して頂きました。
https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/sp/news/article.php?id=NEWS0000023732

※昨年末に開催したトビチマーケット(辰野)でお世話になった○と編集社の赤羽さんより紙束DMを受け取り、今回の展示を知って下さったのを後で知り、偶然の繋がりに驚きでした。

▶足を運んで頂いた皆さまに感謝

会場に足を運んで頂いた皆さま、ありがとうございました。いつもお世話になっている方々にはさらにお世話になり、これからその恩返しもしていきたいと思います。

また今回の展示ではcafeたねさんを通じて、また僕からお願いして紙束DMを置いて下さった店舗の皆様には感謝でいっぱいです。DMで展示を知った方も多くいて、今回の展示をきっかけに紙束の活動を知って来て下さった方にも感謝致します。皆さま、ありがとうございました。

今後の活動については様子を見ながらイベント出店をしたいと考えています。
先にオンラインショップでの販売を開始しますので、宜しければご覧ください。
https://koizumike321.thebase.in/

定期的にsnsで発信したいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。

皆さま、本当にありがとうございました。


紙束/こいずみしょう




◇1 紙束(置き型)

◇2 紙束(壁掛け)

◇3 nest(吊るす紙束)

◇4 ブローチ

◇5 ピアス