【お知らせ】オンライン紙博、終了しました + 数日経って考えたこと

オンライン紙博、無事終了しました。


初の長期オンラインイベントを終え1週間が経ちました。オンライン紙博に参加できたことで新しい発見と嬉しいことがたくさんあり、振り返ってみました。


▶初めての長期間(1週間)オンラインイベントへの参加

今まで参加した土日のオンラインイベントはTwitter上でのハッシュタグ投稿をメ

インとしたものでしたが、オンライン紙博は1週間ほど続く長期間オンラインイベントで、始まる最初の頃は規模感と仕組みを上手く理解出来ていない状態でした。



▶「美篶堂+本づくり協会」チームの一員として、美篶堂工場長/紙束として参加
もともと本をつくる製本職人・美篶堂工場長で参加しつつ、紙博に今回初めて紙束・本づくり協会員としても出品する形となりました。会社内の視点だけではなく、もう一つの視点を持てたことで、イベントの見方に広がりが生まれました。
紙束としても参加。



▶紙束出品物① 紙束のピアス(楕円・革)
細く短くカットした紙を束ねて、軽やかな紙のスタッドピアスをつくりました。ちょうど紙束定番商品の紙花束を輪切りにしたような形になります。
色とりどりの紙の断面が様々な表情を見せてくれます。また裏側に柔らかい革を貼り付けた仕様なので、柔軟性があり柔らかく反らせたりしても紙の表情をお楽しみいただけます。


▶紙束出品物② 紙束 ZIGZAG BOOK(2ヵ月手帳)

マンスリーとウィークリーを組み合わせた蛇腹式の2ヵ月手帳をつくりました。  
蛇腹状に本文が繋がっていることを活かして、2ページにわたり7日分長辺に対して縦に記入できるので一般的なウィークリーよりも沢山書き込むことが出来ます。また10ページ分縦に繋げて開けるので一ヵ月連続で記入した記録を見たり書いたりしても面白いです。  
一度に開けるページが多いのでマンスリーページとウィークリーページを一緒に開きながら予定を決めたり、本につきものののど元がフラットなので見開き1枚の紙として描くことができる蛇腹本ならではの楽しさがいっぱいです。


▶オンライン紙博リツイートの拡散力の凄さ

イベント告知の際に「#紙博」と付けると紙博アカウントよりリツートをしてもらえるので、投稿する度に多くの方に見てもらうことが出来ました。開催前からSNSでのイベント告知を行うことでより周知してもらえ、公式HPとの連携で当日を待つ楽しみが増えていくのを感じました。今回「美篶堂+本づくり協会」グループとして参加していたので、出品する商品の告知だけでなく出店者毎のオンラインミーティングの準備やリハーサルなども情報発信する度にリツートしてもらえたのは反応が大きかったです。



▶SNS発信に反応してもらえるありがたさ


SNSの中でも今回はTwitterをメインに情報発信をしたところ、多くの方に反応して頂けることが出来ました。「オンライン紙博に参加していること」「美篶堂+本づくり協会の1つとして参加していること」で、普段発信している時とは違った方とのオンラインでの交流が生まれ、興味を持って頂けた方にコメント付きで投稿をして頂けた時は飛び上がるくらい嬉しい瞬間でもありました。



▶オンラインイベントの新しい形を経験できた

「紙」という一つのテーマをもとに70組ほどの出店者がそれぞれオンラインミーティングとオンラインショッピングを行うというのは初めての体験で、出展者側でもある自分もワクワクドキドキしながら参加出来ました。家にいながら参加出来るオンラインならではのイベントのなかでも、交通費代わりの参加費を支払うだけでZOOMを使用した70組のオンラインミーティングを楽しめるのはとても魅力的なイベントでもありました。


▶選んでもらえる嬉しさ

紙束商品を選んで頂いた方より喜んで頂けた投稿を発見した時は胸が熱くなり、その場に立ち会えたことは作り手として最高の瞬間となりました。

初の長期オンラインイベントの参加は不安も大きかったですが、大変勉強になる体験となりました。ありがとうございました。